【修理】キャノンプリンタG6030の修理
本日は家庭用のプリンタを修理をしました。年末に年賀状用のプリンタを購入して頂き、半年ぶりに使おうと思ったらインクがでないというご依頼です。
驚異の省インク キャノンG6030
当時買っていただいた機種はキャノンビジネスインクジェットプリンタG6030。
半導体不足の影響を受け3か月ほど待たされたプリンターです。
このG6030は液体のインクを用いるので、省インク。かつてのカートリッジ式と違い、インクを足す方式ですのでランニングコストが安い。
プリンタメーカーの売り方
そもそも、インクカートリッジ式のプリンタメーカーのビジネスは、プリンタ本体を安く販売しインクカートリッジで稼ぐといった方式です。安いものだと、本体9,800円でインクカートリッジの黒/カラーセット6,000円等、冷静に考えるとハチャメチャの価格設定でした。
家庭用ですので、年に一回の年賀状だけと割り切った考え方ができる人には良いプリンタです。いっぽう、ビジネスで使うにはあまりにもコストがかかり、割に合わないプリンタなのです。
100均がインクを販売
インクカートリッジが高価な点を逆手にとったのが100円ショップの代替え品です。カートリッジひとつで200円~300円程度です。詰替えインクもあります。メーカーは純正以外を故障の原因になると推奨しませんが、代替品を必要とさせたのはプリンタメーカーの販売方法なのです。
大容量インクタンクプリンタの登場
そんな背景の影響があったかはわかりませんが、プリンタメーカーも印刷コストが安いインクジェットプリンタを発売しました。そのなかの一つがG6030ですね。インクを充填する方式です。
私もお客様にも販売しましたし、お店でも使用しております。インクの交換頻度が少なくなりコスパの高いインクジェットプリンタです。
インクがたっぷり入る。残量も一目でわかります。
黒のインクタンクはさらに大きい。黒一本で7,000枚の印刷ができるそうです。
故障の症状はインクのかすれ
修理の話にもどります。
インクがかすれるとのことなので、テストぺージでパターンを確認。C「シアン」の色が全くでていません。青系の色がダメです。
キャノンサービスの指示にしたがって、クリーニング、さらに強力なクリーニングを試すも改善せず。ちなみに、プリンタのクリーニングは大量にインクを使うので注意です。
プリントヘッドの目詰まりと判断し、部品を取り寄せることにしました。
型番は CH-30
カラーのプリントヘッドを交換します。
ヘッドを交換したら改善しました。シアンもばっちり出ております。
ちなみに、省エネ性は抜群ですが、難点がひとつ。
電源投入後、印刷準備ができるまで、かなり待たされるそうです。この点ではインクカートリッジ式に分があります。仕事で使うなら、出勤後電源オン、退勤時に電源オフでよろしいかと思うのですが、自宅で使うとなると難しいかな。
本日はIT系???のお仕事でございました!
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